はじめに
こんにちは、くじら🐳です♪
タイトルにある通り、本日は受験に関してお話したいと思います!
僕は高校3年生になる前のセンター模試で偏差値50程度(もしくはそれ以下)しかありませんでした。
そんな僕が、医学部に合格した実体験と、某3大予備校の個別講師をしていた経験を元に志望校の合格へグッと近づく戦略をお伝えいたします!
時間は有限
受験日まで勉強に費やせる時間は限られていますよね。
その限られた時間の中で合格を手にするには、戦略的に勉強する必要があります。
僕が予備校に務めていた時にいつも聞くことがあります。
「受験まであと何日ありますか?」
「どの教科に一番時間を費やしますか?」
「目標点数はどれくらいですか?」
受験生のみなさんは一度考えてみてくださいね♪
🐳
🐳
🐳
🐳
🐳
🐳
🐳
🐳
🐳
🐳
🐳
一番目の質問の「受験まであと何日あるか?」には答えられる人は多いと思います。
二番目の質問に対する返答として多いのが
「〇〇が苦手なので〇〇に時間を費やします!」
「△△が得意なので、どんどん伸ばしていきたいです!」
これは正解にも不正解にもなり得ます。
考えてみてください。
苦手な教科を伸ばすのは一苦労です。
なぜなら、苦手な教科は嫌いなことが多く、やる気がでないからです。
逆に、得意教科を確実に満点を取れるように勉強するのもシラミつぶしとなり非効率的です。
三番目の質問に対しては、根拠がなく漠然と答えている場合が多いです。
彼を知り己を知れば百戦殆からず
この言葉は孫子の有名な格言で、
「向かう相手の実情と自分の実力を正しく知ることで、負けない戦い方ができる」
という意味です。
受験において、
自分が受験する大学の出題傾向や合格の基準を知ること
自分の得手不得手を過大評価せずに見つめ、成果の伴わない努力をしないこと
が合格への近道です。
以下に具体的な方法を書いていきますね。
敵を知る
敵とは志望校についてのことです。
志望校に合格するためには志望校を分析することが大切です。
浪人生や現役生問わず、僕は一緒に志望校の過去問を見ます。
チェックすべきは2つです。
志望校に入るための合格平均点
(特に苦手な教科の)出題と傾向
上記二つをしっかりみてください。
実際に解いてみて今の自分と合格者との学力の差はどれくらいなのかをみてみるのも一つですよ♪
己を知る
自分の得意科目、平均的な科目、不得意科目について考えましょう。
先ほどチェックした合格平均点を取るために
自分は各教科で何点ずつ得点しなければならないのか
を考えてみてください。
ここで大事なのは実現可能な目標点数を立てることです。
勉強しなければならないこと・各教科への勉強時間の比重が浮き彫りになってきます。
例えば・・・(Aさんの場合)
英語・数学・物理(各100点満点)の二次試験で300点満点中、合格平均が200点の大学があったとします。
英語は得意だけど、数学は苦手なAさんは、まず過去問をチェックしました。
英語はもう少し頑張ればいい点数を取れそうだ。英作文の対策が大事なのか。
物理は標準的だなぁ。頑張れば平均点は取れそうだ。
数学はやっぱ苦手だなぁ。。。でも、出題される分野に偏りがあるぞ!
過去問をチェックすると数学には●●分野と△△分野が多く出題されていることがわかり、その分野を固めるだけ40点までは届きそうだということがわかりました。
そして目標点数を
英語90点、物理70点、数学40点
としました。
数学の他の分野はセンター試験レベルに留めて、●●分野と△△分野は二次試験対策まで力を注ぎ、それ以外の時間を英語や物理に時間をさくことにしました。
苦手な数学にすごく時間を割くわけでもなく、効率よく各科目に勉強時間を配分し、Aさんは合格を掴むのでした。
この方法のいいところは、各教科毎の目標点数を算出することで、得意科目で苦手科目を補えるんだと客観的に理解できるところです。
そして、過去問を分析することで、苦手科目は割り切って「このレベルまででいいんだ」と思え、精神的に楽になります。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
最後に
「ゴールから、自分の辿る道を確認し、勉強する」ことの大切さをお伝えしました!
最後に、友人の阪大卒医師が医学生時代の定期テスト終了後に言った言葉をみなさんにお伝えしますね。
「(合格6割のところ)8割もとってもうた〜。2割分の勉強時間で他のこと出来たわ。もったいないことしてもうた。」
聞いたときは衝撃を受けました・・・。笑
受験勉強では勉強しすぎて後悔することはないと思いますが、時間の使い方を考えさせられる言葉でした♪
これから夏に突入です。
受験生のみなさんも、時間を有効活用して、ぜひ合格を手にしてくださいね♪
以上、くじらがお伝えしました!